ファミコン以降に発売された主なゲーム機について、発売日順に仕様/スペックの比較を行っています。

1970年代にはスペースインベーダー・パックマン等のアーケードゲームや、ドンキーコング・ピンボール等のゲームウォッチが主流でしたが、1983年に任天堂から発売されたファミリーコンピュータ（ファミコン）をきっかけとして家庭用ゲーム機が一気に普及しました。

その後、NECやセガが追随し1990年代前半頃まで激しい競争が繰り広げられました。ファミ通が1992年に行った市場調査では、スーパーファミコンが55.9％、PCエンジンが24.7％、メガドライブ19.4％となっていました。

1994年にはソニーがPlayStationを発売したことでシェアが大きく変わり、日本国内においては任天堂とソニーの2強時代へと変わっていきました。NECは1994年に発売したPC-FXを最後に、セガは1998年に発売したドリームキャストを最後にゲーム機市場から撤退しています。

2002年にはマイクロソフトがXboxを投入し、後継機も継続投入していますが、日本国内においてはXboxシリーズは十分なシェアを確保できていない状況です。一方世界で見ると任天堂、ソニーとシェア争いをするほどの状況となっています。

2000年台後半になると、ソニーは処理性能を重視したPS3を投入し、一方任天堂は遊び方に重点を置いたWiiを投入しています。この頃から両社のターゲット層（ソニーはゲーマー層、任天堂はファミリー層）が明確になってきました。

2010年代からは、スマホの高機能化・高性能化等による良質なゲームの充実や、PCゲームプラットフォーム(Steam等)でのコンテンツの充実等により、ゲーム専用機以外との競争も激しくなっています。