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LDPlayerとは
LDPlayerは香港のXUANZHI INTERNATIONALテクノロジー社が開発しているAndroidエミュレータ(以下、Androidエミュ)です。 LDPlayerは人気が高く、累計インストール数は2.7億台を超えています。 LDPlayerは起動したアプリがタブバーで表示されるため、見た目に分かりやすく終了も×ボタンで閉じるだけのため便利です。また、Androidエミュの中でもマクロの使い勝手が特に良いため、定型操作を行うのに非常に便利です。 安定性においては、他のAndroidエミュと比べても正常動作するゲームが多い印象です。 LDPlayerは無料ですが、他のAndroidエミュ同様、起動画面下部の広告(アプリのアイコン)が表示されます。しかし、LDプレミアムに入ることで広告を表示させなくすることもできます。 |
LDPlayerの基本情報
主な機能対応一覧
機能 | 対応 | コメント |
---|---|---|
コントローラー | 〇 | キーボード、マウス、ゲームパッド、スマホ(リモート操作)に対応 |
マルチインスタンス | 〇 | |
同期操作 | 〇 | |
キーマッピング | 〇 | 13種類あります。 |
マクロ | 〇 | 操作を記録する方法とコマンドを手書きする方法があります。コマンドは10種類あります。 |
連射(連打) | 〇 | |
スクリーンショット | 〇 | |
録画 | 〇 | |
高画質化 | × | |
翻訳 | × | |
root権限 | 〇 | |
PCとのファイル共有 | 〇 | |
APKインストール | 〇 | |
GPS位置指定 | 〇 | |
その他機能 | - | 画面回転、シェイク |
システム要件
項目 | 最小スペック | 推奨スペック |
---|---|---|
OS(Windows) | Win7/8/8.1/10 | Win7/8/8.1/10 |
CPU | IntelまたはAMD | Intel i5 10500以上 |
GPU | DirectX11/OpenGL4.0 | NVIDIA GeForce GTX 1660 Ti以上 |
メモリ | 2GB | 16GB以上 |
ベンチマーク
以下の各ベンチマークは2023年11月時点の各製品の最新版で計測したものです。計測に使用したPCの環境は以下の通りです。また、各Androidエミュ側の設定は極力同じにしています。各計測値は正確なものではありませんので、参考程度としてください。
なお、Androidエミュレータの概要と比較で他のAndroidエミュとのベンチマーク比較も行っていますので参考にしてください。
比較表 | 3DMark (SLING SHOT) |
Geekbench6 (CPU) |
---|---|---|
LD Player |
Overall:4848 Graphics:5928 Physics:2961 |
Single-Core:991 Multi-Core:2065 |
(参考) Xperia Ace III |
Overall:3599 Graphics:3796 Physics:3046 |
Single-Core:701 Multi-Core:1809 |
(参考) Lenovo Tab M10 Plus (3rd Gen) |
Overall:2069 Graphics:1936 Physics:2726 |
Single-Core:415 Multi-Core:1300 |
※テストバージョン:LDPlayer 9.0.62 |
導入手順
1.インストール
2.Google Playログイン
動作が重いとき等の設定
ゲームプレイ時に、動作が重い、カクつく、描画が乱れる、といった問題が出たときは以下の設定を見直すことで改善する可能性があります。
[設定]>[詳細設定]の設定
[設定]>[ゲーム設定]の設定
機能:キーマッピング
キーマッピングとは、スマホでプレイ時に良くタップする場所(例えば、攻撃ボタンやメニューボタン)にキーを割り当てることで、そのキーを押すことでタップできる機能です。割り当てはキーボード、ゲームパッド、マウスに行うことができます。また、タップ以外にもスワイプや画面回転など14種類のキーマッピング機能があります。
ここでは最もシンプルな、指定した箇所をタップするときのキーマッピング手順を説明します。
その他のキーマッピング項目の詳細はLDPlayer公式のURLが参考になります。
機能:マクロ
マクロとは、一連の操作を自動的に行ってくれる機能です。例えば、周回プレイをする、フィールドで毎回所定の位置に移動する、リセマラの操作を行う等を自動的に行ってくれます。
※ゲームによっては、マクロ利用は不正行為とみなされる場合もあるため、利用には注意してください。
ここでは最もシンプルな、指定個所をタップするマクロ作成手順を説明します。
なお、手動でマクロを書く方法もあります。公式サイトにマクロコマンド一覧と作成例がありますので、参考にしてください。