NoxPlayerの概要と使い方|エミュポータル
NoxPlayer
の概要と使い方

NoxPlayerロゴ

目次

NoxPlayerとは

NoxPlayerプレイ画面

NoxPlayerは香港のNox Limited社が開発しているAndroidエミュレータ(以下、Androidエミュ)です。

NoxPlayerは、日本国内においてBlueStacksに次いで知名度が高いAndroidエミュの中で、世界中で2億人以上のゲーマーに愛用されています。

NoxPlayerは対応するAndroidバージョンの幅が最も広く、Android5~12まで対応しています。

NoxPlayerの基本情報

主な機能対応一覧

機能 対応 コメント
コントローラー キーボード、マウス、ゲームパッドに対応
マルチインスタンス
同期操作
キーマッピング 15種類あります。
マクロ(スクリプト) 14種類のスクリプトコマンドがあります。
連射(連打) スクリプト機能を利用します。
スクリーンショット
録画
高画質化 ×
翻訳 ×
root権限
PCとのファイル共有
APKインストール
GPS位置指定
その他機能 画面回転、シェイク

システム要件

項目 最小スペック 推奨スペック
OS(Windows) Win7以上 Win8/Win10
CPU Intel Pentium G5600以上、AMD athlon X4 880K以上 Intel あるいは AMDプロセッサ CPUコア数8個
GPU Opengl+ 3.2以上 OpenGL 4.3以上
メモリ 4GB以上 8GB以上

ベンチマーク

以下の各ベンチマークは2023年11月時点の各製品の最新版で計測したものです。計測に使用したPCの環境は以下の通りです。また、各Androidエミュ側の設定は極力同じにしています。各計測値は正確なものではありませんので、参考程度としてください。

なお、Androidエミュレータの概要と比較で他のAndroidエミュとのベンチマーク比較も行っていますので参考にしてください。

比較表 3DMark
(SLING SHOT)
Geekbench6
(CPU)
Nox
Player
Overall:4421
Graphics:5505
Physics:2617
Single-Core:909
Multi-Core:1563
(参考)
Xperia Ace III
Overall:3599
Graphics:3796
Physics:3046
Single-Core:701
Multi-Core:1809
(参考)
Lenovo Tab M10 Plus (3rd Gen)
Overall:2069
Graphics:1936
Physics:2726
Single-Core:415
Multi-Core:1300
※テストバージョン:NoxPlayer 7.0.5.9

導入手順

NoxPlayerのバージョンにはAndroid9版とAndroid12版(β版)があります。安定性が高まっていることや機能拡充等されていることからAndroid12版の導入手順を説明していきます。

1.インストール

  1. 公式サイトのダウンロードURLより、「今すぐ体験」をクリックします。 ダウンロード画面
  2. ダウンロードしたファイルをクリックします。「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」と出たら"はい"を押します。
  3. "インストール"をクリックします。 インストール開始画面
  4. しばらく、ダウンロードが続きます。 進捗画面
  5. "開始"をクリックします。 インストール完了画面
  6. NoxPlayerの起動画面が表示されたらインストール完了です。 NoxPlayer起動画面
  7. インストールが完了すると、デスクトップに「Nox」と「Noxウィジェット」のショートカットが作成されます。通常は「Nox」を使用します。「Noxウィジェット」は複数台起動や別Androidバージョンにしたいとき等に使います。

2.Google Playログイン

  1. 「Tools」の中にある"Play ストア"を選択します。マウスを左ドラッグしながら左にスクロールすると表示されます。 Play ストア選択画面
  2. [ログイン]をクリックします。 Google Playログイン画面
  3. メールアドレスを入力し、[次へ]をクリックします。 メールアドレス入力画面
  4. パスワードを入力し、[次へ]をクリックします。 パスワード入力画面
  5. 好みの確認方法で本人確認を行います。 本人確認画面
  6. [同意する]をクリックします。 利用規約確認画面
  7. バックアップは特に必要ないので[有効にしない]をクリックします。 バックアップ選択画面
  8. 以上で完了です。あとは好きなアプリをインストールして遊ぶことができるようになります。 Google Play起動画面

動作が重いとき等の設定

ゲームプレイ時に、動作が重い、カクつく、描画が乱れる、といった問題が出たときは以下の設定見直しや操作を行うことで改善する可能性があります。

[環境設定]>[パフォーマンス]の設定

パフォーマンス設定画面
[機能設定](初期値:高い(4コアCPU,4096MBメモリ))
コアやメモリに余裕がある場合はカスタムを選択し、値を増やしてみてください。ゲームに割り当てるリソースが増えます。ただし、全コア、全メモリを割り当てないようにしてください。
[グラフィックスレンダリングモード](初期値:強化互換モード(OpenGL +))
基本"OpenGL+"のままで、描画の乱れ等が出た場合は"DirectX"に変更すると解消する可能性があります。
[解像度の設定](初期値:1600x900)
解像度を低くするとCPU/GPUの負荷が下がります。減少効果は大きいですが、解像度を下げすぎると表示が粗くなります。

[環境設定]>[ゲーム]の設定

ゲーム設定画面
[フレーム](初期値:60)
フレームレートを下げるとCPU/GPUの負荷が低くなります。効果はかなり高いですが、低くしすぎると描画の滑らかさが失われます。
[ハイフレームレートモードをオン(120FPS)](初期値:Off)
"Off"のままで問題ありません。"On"にすると動きの速いゲームで描画がスムーズになる反面、負荷が相当高くなります。
[Windowsマウス加速を無効にする](初期値:On)
性能には影響ありません。マウス操作に関する設定です。
[処理速度(Ctrl+マウスホイール](初期値:100)
性能には影響ありません。画面ズームに関する設定です。
[ASTCテクスチャを有効にする](初期値:On)
"On"のままで問題ありません。ちなみに、ASTCとはテクスチャを圧縮する技術で、描画を高速化することができるものです。
[グラフィックスキャッシュを有効化](初期値:Off)
"On"にするとカクツキが軽減される可能性があります。

クリーンアップ

画面右の[・・・]>[アプリ終了]をクリックするとキャッシュが解放されます。これでパフォーマンスやラグの問題が解消される可能性があります。

メモリ開放

機能:キーマッピング

キーマッピングとは、スマホでプレイ時に良くタップする場所(例えば、攻撃ボタンやメニューボタン)にキーを割り当てることで、そのキーを押すことでタップできる機能です。割り当てはキーボード、ゲームパッド、マウスに行うことができます。また、タップ以外にもスワイプや画面回転など14種類のキーマッピング機能があります。

ここでは最もシンプルな、指定した箇所をタップするときのキーマッピング手順を説明します。

  1. ゲームを起動し、キーを割り当てたい画面(ゲームのホーム画面やフィールド画面)を表示します。
  2. NoxPlayerの右メニューから[仮想キー]をクリックします。 キーマッピング設定画面
  3. "タップ"をゲーム画面内の良くタップする位置にドラッグ&ドロップします。 タップ設定画面
  4. 割り当てキーの入力状態になるので、割り当てたいキー(キーボード/ゲームパッド/マウス)を押します。 割り当てキー設定画面
  5. 保存ボタンを押し、右上の×をクリックして仮想キーを閉じます。
  6. これで、割り当てたキーを押すと指定した箇所がタップされます。

その他のキーマッピング項目の設定や詳細設定はNoxPlayer公式のURLが参考になります。


機能:スクリプト

スクリプト(マクロ)とは、一連の操作を自動的に行ってくれる機能です。例えば、周回プレイをする、フィールドで毎回所定の位置に移動する、リセマラの操作を行う等を自動的に行ってくれます。

※ゲームによっては、スクリプト利用は不正行為とみなされる場合もあるため、利用には注意してください。

ここでは最もシンプルな、指定個所をタップするマクロの作成手順を説明します。

  1. ゲームを起動し、マクロを実行させたい画面を表示してから、NoxPlayerの右メニューから[・・・]>[スクリプト]をクリックします。
  2. "スクリプト"画面左上の録画開始ボタンをクリックし、記録したい操作を行います。 スクリプト開始画面
  3. 操作が終わったら、画面上部にある停止ボタンをクリックします。 スクリプト停止画面
  4. マクロが記録されます。マクロ名右の「設定」マークをクリックすると以下の画面のように再生方法設定を変更することができます。 スクリプト詳細設定画面
  5. マクロを実行する際は再度[スクリプト]を開き、マクロ名右の再生マークをクリックします。

なお、手動でマクロを書く方法もあります。公式サイトにマクロコマンド一覧と作成例がありますので、参考にしてください。